2011年03月10日
山ちゃんに乾杯!

寒い中、過去最高となる総勢約300人の「管釣りキチ」たちが集結した。
さて、1回戦はいつものように、ガチンコ対決! 相手が気になるところだ。ポイントに入り準備をしていると、隣になにやら黄色いヘルメットをかぶった怪しげな男が… よくよく見ると、どこかで見たことあるような…
「あっ!宮城アングラーズビレッジのスタッフの方…?」と声をかけると「やまちゃんでーす!」と屈託のない笑顔で僕に微笑みかけた。人なつっこそうなそのキャラクターの裏には、闘志がみなぎっているのか? いないのか? よく分からないが…
気になったのは、用意されている2セットのタックルだ。2つとも小さなルアーが結ばれている「バッ!バベルだ」それを見た瞬間いやーな予感がした。
数年前、僕はこの場所でフェイセス3.9グラムを投げ倒して決勝に進出したので、そのイメージで対戦にのぞもうと思っていたが、「俺もちっちゃいの結ぼうかなー」と少し弱気になった。
放流をテンポよく取れば大丈夫!と思い、試合がスタートした。しかし、残念ながら放流が、ガンガン反応する気配はない。そうなるともう山ちゃんのペースだ。「ヒットー」というかん高い山ちゃんの声が、水辺にこだまする。
僕も追いつこうと必死に釣るが…20分の前半戦を終えると、僕が3本、彼が10本くらいだったろうか、僕は「参りました」と白旗を振ったが、審判の方に「まだ終わってないよ!これから!」と励まされた。
しかし、後半も山ちゃんの勢いは止まらない。
終わってみると17対5のトリプルスコアーだ。山ちゃんに完敗だ。
その後も山ちゃんは勝ち進み5位入賞、エキスパート戦への進出を決めた。
おくれましたが、おめでとうございます! 改めて「山ちゃんに乾杯!」
